貝殻で作られた魚礁「JFシェルナース」により、貝殻が微生物や小型動物の棲みかとなり魚を育て、海を育みます。海のものを海に戻す、これぞ大自然の法則。
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シェルナースNEWS
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第03号(目次)
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■シェルナース効果調査事例
−石川県の事例−
基 種
シェルナース 2.2型
設置水深
9〜18m
調 査 日
平成13年7月31日〜8月1日
真夏の日本海
平成13年7月末、子供たちにとっては夏休みの前半、まだ宿題を気にしなくて良い時期に、私は初めて日本海、能登半島石川県の「シェルナース」効果調査に参加した。夏の日本海というと穏やかで透明感あふれる海を想像していたのだが、まさにその通りであった。まぁ場所によっては底の方が多少濁ってもいたが、それはご愛敬。
さてさて肝心のシェルナースの効果はというと、礁の周囲には
マダイ
に
クロダイ
、
イシダイ
、
マアジ
の群れが遊泳しており、礁の内部では高級魚
キジハタ
や
メバル
、
クロソイ
などが我々を歓迎?してくれた。黒潮の流入する太平洋側に比べれば、華やかさにはやや欠けるが、その分、食欲をそそられる魚が多い。また、シェルナースから離れた何もないところと、シェルナース及びその周囲では断然後者の方が魚は多く、改めて魚礁の魚類蝟集効果が実感できた調査であった。
クロダイ
シェルナースの周囲を20個体程の群れで遊泳していた。この写真はその群れのほんの一部にすぎない・・・。
マアジの大群
マアジ数百個体の大群。こんな中にサビキ仕掛けを落とし込んでみたいなぁ
キジハタ幼魚
「あ〜あ、見つかっちゃった」とでも言いたげなキジハタ君。「大丈夫、写真を撮るだけだから」と心の中で話しかける私。
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