貝殻で作られた魚礁「JFシェルナース」により、貝殻が微生物や小型動物の棲みかとなり魚を育て、海を育みます。海のものを海に戻す、これぞ大自然の法則。
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シェルナースNEWS
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第05号(目次)
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「
藻場造成
」 この言葉がいつ頃できたのか私は知らないが、現在の水産業界において最もホットなテーマの一つとなっていることはよく知っているし、その困難さがとてつもなく大きいことも知っている。
現在までに
シェルナース
では様々な海藻類の着生が確認されている。しかしそれは海藻を「生やした」のではなく、「生えた」といったほうが正しいであろう。
シェルナース
藻場造成システムとは積極的に海藻を生やすシステム。前号の種苗放流・保護システム礁が「海の畑づくり」なら、こちらは「
海の森づくり
」だ。
多くの生物のゆりかごとして生命を育んできた「
藻場
」
シェルナース
が目指す大きな目標でもある。
シェルナース藻場造成システムとは・・・
下記のような方法でとても簡単、楽々施工!
海藻類の胞子などを付着させたクレモナ糸などの種糸を鉄筋に巻き付け、種苗鉄筋を製作する。
種苗鉄筋は漁港内など静穏な海域で中間育成し、種苗をある程度の大きさまで生長させる。
魚礁に取り付けて、いよいよ沈設だ!さあ、どんなふうに生長するのだろう。ワクワク!!
沈設から4ヶ月、種苗は順調に育っている!大きくなるにしたがい仮根がメッシュパイプに絡みつき固着力が増大する。
固着力とはどのくらいの力なのか?
→次ページ参照
メッシュパイプに絡みつく仮根
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