JFシェルナース
JFシェルナース

貝殻で作られた魚礁「JFシェルナース」により、貝殻が微生物や小型動物の棲みかとなり魚を育て、海を育みます。海のものを海に戻す、これぞ大自然の法則。

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■シェルナース効果調査事例
〜〜 三重県度会郡南勢町田曽岬沖 〜〜
   「水深50m」の世界ってどんなところ? 50m走なら6.4秒、50m自由形なら45秒(私の若き時代の記録です)で行ける距離。でも、水深50mとはとても過酷な距離であり世界なのです。そんな水深50mの世界にもシェルナースは沈設されています。9ヶ月経過したシェルナース 6.0型はどのようになっているのでしょうか・・・。



   早速、ドキドキしながら水深30mほど潜ると6.0型の雄姿が見えた。そこにはイサキとネンブツダイの群れの舞い踊りが見えるではないか! おおぉ美しい! 内部ではトゴットメバル達がゆっくり休んでいる。周りではマダイ幼魚達が競争している。ほぉぉ素晴らしい。もっと見たい! ピコン!ピコン!! あれ? なんともう浮上しなくてはならない。ダイバーは水深50mでは10分しか潜れないのだ! 辛いなぁもう! 私はすかさず録画ボタンを押したビデオカメラを魚礁上部にセットし、浮上開始!! 頼むぞカメラ君! 後の撮影はまかせたぜ!!


基種 シェルナース6.0型
設置水深 54.3m
調査日 平成14年10月25日
( 9ヶ月経過 )
沈設日 平成14年1月20日

イサキネンブツダイの群れ

トゴットメバルネンブツダイの群れ



   私が置いたビデオカメラにはどのようなものが写っているのだろうか?
   早速、引き揚げたビデオカメラを再生した瞬間、シェルナース 史上未だかつてない映像が目に飛び込んだ! なっなんと、魚礁上部を舞っているネンブツダイをマハタが食べようとしている様子が映っているではないか! 残念ながらマハタはネンブツダイを食べることはできなかったようだが、あきらめる事なかれ、マハタ君よ!ここには、いっぱい餌となるお魚がいるぞ。次回はがんばれ!!


ネンブツダイを食べようとしたが失敗したマハタ 写真.1 写真.2 写真.3


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