貝殻で作られた魚礁「JFシェルナース」により、貝殻が微生物や小型動物の棲みかとなり魚を育て、海を育みます。海のものを海に戻す、これぞ大自然の法則。
トップ
>
シェルナースNEWS
>
第09号(目次)
> Page.3
<前へ
|
P.1
|
P.2
| P.3 |
P.4
|
P.5
|
P.6
|
P.7
|
次へ>
【PAGE.3】
■シェルナース効果調査事例
暑〜い、そして台風の多かった2004年の夏、私たちは広島県に沈設された
シェルナース
の調査に向かいました。海に潜るとそこは…
メバル
の楽園だったのです…。
去年、新人ルーキーとしてご紹介した
シェルナース2.2型
は沈設後1年9ヶ月が経過し、すでにベテランの域に達していました!見てください!この全体を覆う
メバル
を!この
メバル
たち、全長20cm前後と大きな個体ばかりでした。調査中、豊浜町漁業協同組合の西中理事は「この海域の今年の漁獲量は少ない…」と言われていましたが…
シェルナース
は魚を増やすという役目を立派に果たしていました!また、去年魚礁上面に着生していた
クロメ
の幼体は大きく生長しており、今後更なる生長が期待されます。
こちらは沈設後8ヶ月とまだまだこれからの
シェルナース2.2型
ですが、若いからって馬鹿にはできません!魚礁で確認された
メバル
は全て全長20cmを超えており、中には30cm前後の個体も確認されました。
今回調査に同行して頂きました豊浜町漁業協同組合の西中理事、ありがとうございました。
沈設後4年8ヶ月が経過し、あの水産白書にも登場した安芸津町の
シェルナース2.2型
。早田原漁業協同組合の大本組合長の指示のもと、ゆ〜っくりと海へ入って行くと…。
魚(ギョ!)
っと思わず叫んでしまうぐらいの
メバル
が魚礁の内部や周囲、そして魚礁間にできた空間で泳いでいました。その
メバル
の蝟集量は前回調査の平成12年10月と比べ、なんと
約10倍!
この他にも魚礁では
クロダイ、キジハタ、イシダイ、マダイ幼魚
など多くの魚類が集まっていました。
今回調査に同行して頂きました早田原漁業協同組合の大本組合長、ありがとうございました。
広島県の
シェルナース
はまだまだスゴイことをやってくれそうな予感がします(^o^)
<前へ
|
P.1
|
P.2
| P.3 |
P.4
|
P.5
|
P.6
|
P.7
|
次へ>