動植物から生まれた再生可能な有機性資源です。廃棄物系バイオマス、未利用バイオマス、資源作物などの種類があり、これらを効率よく利用する取組みは省エネルギーや地球温暖化防止にも効果があるといわれています。 貝殻は貝が作ったものですが、今まではそのほとんどが有効利用されることなく処理されていました。これを使って水産資源の増大や環境の回復を目指す取組みがJFシェルナースです。 貝殻を未利用の「資源」と考えると更に漁場や漁港環境の整備、海岸整備にも使い道が広がります。既に土壌改良剤や焼成して作った融雪材、身体にやさしい内装材といった新商品も出ています。
バイオマスタウン構想を実現するバイオマス利活用フロンティア事業、例えば廃棄物を利用してエタノールを取り出したり、発電したり、リサイクルしたりする、地域の特性を活かした取組みが注目されています。海の資源も貝殻だけでなく、海藻や魚の残渣など更に利用が期待されています。
|