トップ > JFシェルナースとは?
貝殻が微生物や小型動物の棲みかとなり、魚を育て、海を育みます。 まさに、大自然の力です。
水産系副産物である年間100万m3 にものぼる カキ・ホタテ・アコヤなどの貝殻を活用し再資源化します。
JFシェルナースは漁業者自身で豊かな海づくりに参加して頂けるプロジェクトであり 自らの漁獲増加に貢献できます。
JFシェルナースに装着された餌料培養基質は、貝殻の重ね合わせにより複雑な空間が多数形成され 多くの小型生物の増殖に好適な環境を作り出します。
貝殻に付着した微生物や小型生物を求めて魚が集まり、多種の藻類も数多く付着します。 また良好な魚の隠れ家にもなり、自然に魚介類が増えます。
貝殻に付着する餌料生物(エビ・カニ類)は、同型の平面形状基質と比較して 沈設後12ヶ月で最大80倍、23ヵ月で最大294倍になりました。
| シェルナース基質とは・・・ シェルナースを形成する重要な部分である「貝殻入りパイプ」「貝殻入りケース」のことです。これが無いとシェルナースではありません(笑)。 |
| 貝殻を利用して、魚礁・増殖礁として高い効果を示していることから 「エコマーク」に認定されています。 |
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貝殻充填ケースには魚介類の餌料として 重要なエビ、カニ、ゴカイ等が多く着生し摂餌されます。 |
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貝殻充填ケースには藻類が付着しやすく 成長に伴い基質の隙間に根を巻き込み、海中林が形成されています。 |
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アイナメ、イカ類、マダコ等の産卵場となり イセエビやメバル等の抱卵親魚に安全な産卵場を提供します。 |
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放流種苗の受け皿、幼稚魚の保育場になります。 |
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餌の増加と共に魚が多く集まります。 魚類の蝟集生物量は経過年数とともに増大します。 |
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