Weekly Column.4 【2002.09.27】 |
さて、我輩の英断ではなく迷断の続きであるが、この「デッキから直接配線をやり直す」作業は、大きな難関が2つあったのである。一つは、ドアから本体に続く配線である。皆さんの車もそうであるが、ドアの配線は、防水と保護をかねてジャバラ状のゴムチューブで繋がっているハズである。このジャバラの形状は直線ではなく、「∫」のような形状をしており非常に配線を通すのが困難なのである。しかも、パワーウィンドやサイドミラーの配線が既に入っているのだ。我輩は、それでも2時間をかけて左側のドアの配線を通したのであるが。それから、もう一つの難関が待ち受けていたのである。 2時間かけて「∫」の部分をクリアした我輩であるが、ボディへ入る部分がとんだ曲者だったのである。ボディ内の内張り(助手席の左足付近)をはいで配線を引き込もうと穴を探すと、そこにはコードが何十本も付いたコネクタが何本も繋がっている箱が邪魔をしていたのである。「はて?この配線の穴にフタするようにある、この箱はなんじゃ?」と我輩は考えたのであるが、どうやらこれ、車を制御するコンピュータでないかと思い当たったのである。ナビが引っ張っている、「車速パルス信号」のような分岐コネクタもあるし。たしか高い部品(10万位?)であったような^_^!)、どうしよう・・・。しかし、配線用ケーブルも追加の金メッキ端子も買い込んだ我輩に撤退の二文字は無かったのである(突貫ー)。玉砕覚悟で我輩は、コンピュータの取外しを行ったのである。コネクタは外さずに、本体ごと外したのである(まるで爆薬処理班のように!ドカンと10万くらいませんように)。 そして2時間後、無事に左側の配線は完了したのである。そして、右側も同じようにして配線をしたのであるが、今度はコンピュータも無いしと高をくくるとグローボックスが、その行く手を遮ったのである。またか!しかも取れそうにも無い!が2cmほどの隙間から何とか通して配線作業は終了!。左右あわせて8時間である!だが、いまだに最後の作業が済んでいないのである。室内側に取付けたネットワークの固定である(片方は内張り内に無事収納)。この作業から2月が経過しようとしている今でも済んでおらず、そのせいでネットワーク本体に接触不良が発生してしまったのである。我輩、今も時々片方の音が切れるたびに、ネットワークを小突いている日々を送っているのである。これで今回のヨタ話も終わりである。アディオス!・・・Fin
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