JFシェルナース

貝殻を充填したメッシュパイプを組み立てて作られた魚礁「JFシェルナース」は、リサイクルの推進に繋がると共に、微生物やさまざまな小型動物の生育の場を供給し、里海の創出と生物多様性の向上に貢献します。また貝殻の持つ生物増殖機能が漁場の水産環境整備に寄与します。JFシェルナースの開発・製造の他、魚礁漁場調査を行う海洋建設株式会社。

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トップ > スタッフのつぶやき > 2004年 > 10月号

 Weekly Column.5  【2004.10.29】
「クマの出没」
   先日、石川へ出張した際、地元のテレビでは毎日クマ出没のニュースを流していた。これまでクマを県内で94頭射殺しているそうだ。今年はクマの好物であるどんぐりの実が極端にすくないため民家の近くに現れたり、民家に上がり込んだり、国道8号線まで現れたとのこと。クマは甘いものが好きで柿も甘柿は食べるが、渋柿は食べないとのこと。ミツバチの巣がある家にもクマが出没をした。クマは12月ごろ冬眠に入るそうだがそれまで子供達の通学方法や捕獲したクマを山へ返すか否か等、当分頭が痛い様子だった。

 Weekly Column.4  【2004.10.22】
「人間ウオッチング」
   先日、富山から岡山へ電車で帰る途中スゴイ光景をみてしまった。それは新大阪から岡山までの新幹線(博多行き)の車内の出来事、通路を挟んで反対側の斜め前の席で窓側に30才前後の男性(小柄な人で背広にネクタイ)、通路側に25才前後の女性が二人とも新大阪から乗っていた。新神戸を過ぎたあたりで通路側の女性が同じ車両の前に移動した。どうしてかなと見たら、なんと30才前後の男性が紙パックに入った1.8リットルの「白鶴」をラッパのみをしているではないか、それも殆ど空状態、驚いた。飲み終わると紙パックをきれいにたたんでバックの中へ入れた。次にバックの中から小説を取り出し読み始めた。2、3ページをめくるとまたバックのなかをさぐりなんと紙パック入りの1.8リットルの「日本盛」ではないか、今度もラッパのみしては小説を読む繰り返し、あまりツマミはとらないのかと思ったら、バックの中から直径10cm高さ7cm程度のキムチ登場、それでその界隈は異様なニオイになってきた。車掌が切符のチェックに回ってきた。その男性なかなか切符を入れた場所がわからず苦戦。やっと見つけたがかなり目にはきている様子。車掌は何回も振り返りながら去っていった。岡山で降りる際、ラッパのみの紙コップの角度が水平よりかなり上になっていた。この先大丈夫なのか心配である。世の中にはスゴイ人がいる。

 Weekly Column.3  【2004.10.15】
「最近の農作業」
   私は大分の山間部で生まれ、家業は3反程度の米づくり、シイタケ栽培等の山仕事をしていました。田畑は全部段々畑で機械がはいらず非常に能率が悪く殆ど手作業が多かった。子供のころ農作業の手伝いがあまり好きではなかつた。でも田植え、稲刈り時期には農繁期の休暇が5日間づつぐらいあり、子供も農作業を手伝わなければならなかった。現在、自分の実家は農業はやめました。でも昔農作業をしていた場所をみると懐かしい。
   先日、妻の実家で稲刈りの手伝いをしました。3年ほど前からコンバインを導入し、手作業は田んぼの四隅を刈る程度で大変農作業も楽になった。ところが今年は台風が多かったので稲があらゆる方向に倒れ渦をまいている。水分も含んでいたので足元もわるかったため、コンバインが使用できず、一条刈りバインダーで行った。倒れた稲を同じ方向に手作業で修正し、刈った稲を全部かけ干しにした。3連休は体がガタガタになった。最近の農作業も楽ではなかった。

 Weekly Column.2  【2004.10.08】
「ベトナムの交通事情」
   先日、ラジオで最近ベトナムでの交通事故で死亡する人数が急増しているとの報道がありました。すぐ納得しました。というのも今年の4月にベトナムに観光旅行にいきました。旅行へ行く前にパンフレットに載っていたワンポイントアドバイスを紹介しますと

   交通に関する注意点: 日本と違い旧宗主国フランスのルールに従って右側通行、車はすべて左ハンドルだ。道路を渡る際は日本とは逆の方向から走ってくる車に注意。交通量は多く、マナーは全般に悪い。事故は日常茶飯だ。信号は殆どないので横断にはとにかく注意。

   実際にベトナムの交通事情を見た感想は想像を絶する凄さだった。とにかくバイクの数が異様に多い。殆どスズキとホンダ、交通量全体の8割がバイク、以前は自転車が主力だったが10年前からバイクが急増している。交差点の信号機が殆どないので早い者勝ちで進入、平行して走行していてもちょっとの隙間でもあればすぐ割り込み、追い越し平気のゴウインなマイウエイ、車は高級車もはしている。ただ、ひとつおもしろかった光景を紹介すると、まえを走っていた旧式ベンツ、方向指示器が壊れていたのか助手席に乗っていた人が窓を開け右手で右側へ曲がる合図、車は右側の道へ、この時遠心力で運転席のドアが突然開いた。慌てて運転手は左手でドアをしめた。巧みな技を拝見した。とにかくここで運転は出来ないことを確認しました。

   ベトナムの経済が10年前から急激に成長しているのに対して、道路、道路設備、交通ルールがついていってない状態でした。

 Weekly Column.1  【2004.10.01】
「懐かしい映画」
   先日、新聞に作家の水上 勉氏が亡くなられたことが報じてあった。そういえば今年の6月に倉敷東映で懐かしい映画が10日毎に1本上映された。最初が昭和41年作品「白い巨塔」、次に昭和49年作品「砂の器」、最後が昭和40年作品「飢餓海峡」だった。あまり映画はみないが、最初の「白い巨塔」をみたら面白くなり、最後まで全部みてしまった。その最後の作品「飢餓海峡」が水上 勉氏の原作だったことを思い出した。小説は読んでいないが、三国連太郎が演じた主人公のこころの奥にある善と悪がよく表現されていたと思う。左 幸子の演技力にも感動した。またこんな企画があれば是非映画をみたい。
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