Weekly Column.4 【2004.10.22】 |
「人間ウオッチング」
先日、富山から岡山へ電車で帰る途中スゴイ光景をみてしまった。それは新大阪から岡山までの新幹線(博多行き)の車内の出来事、通路を挟んで反対側の斜め前の席で窓側に30才前後の男性(小柄な人で背広にネクタイ)、通路側に25才前後の女性が二人とも新大阪から乗っていた。新神戸を過ぎたあたりで通路側の女性が同じ車両の前に移動した。どうしてかなと見たら、なんと30才前後の男性が紙パックに入った1.8リットルの「白鶴」をラッパのみをしているではないか、それも殆ど空状態、驚いた。飲み終わると紙パックをきれいにたたんでバックの中へ入れた。次にバックの中から小説を取り出し読み始めた。2、3ページをめくるとまたバックのなかをさぐりなんと紙パック入りの1.8リットルの「日本盛」ではないか、今度もラッパのみしては小説を読む繰り返し、あまりツマミはとらないのかと思ったら、バックの中から直径10cm高さ7cm程度のキムチ登場、それでその界隈は異様なニオイになってきた。車掌が切符のチェックに回ってきた。その男性なかなか切符を入れた場所がわからず苦戦。やっと見つけたがかなり目にはきている様子。車掌は何回も振り返りながら去っていった。岡山で降りる際、ラッパのみの紙コップの角度が水平よりかなり上になっていた。この先大丈夫なのか心配である。世の中にはスゴイ人がいる。
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