Weekly Column.4 【2005.01.28】 |
つい先日のこと、色々な理由でかなりストレス、不満をためていた私の発する、あまりのマイナスオーラに驚いた友人が「100人の村 争わないコミュニケーション」という一冊の本を送ってくれました。ベストセラーにもなったので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。その中の文章を抜粋します。もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を100人の村に縮小するとしたらどうなるでしょう。その村には・・・
57人のアジア人 21人のヨーロッパ人 14人の南北アメリカ人 8人のアフリカ人がいます
52人が女性です 48人が男性です
70人が有色人種で、30人が白人/70人がキリスト教徒以外の人たちで 30人がキリスト教
89人が異性愛者で、11人が同性愛者/6人が全世界の富を59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍
80人は標準以下の居住環境に住み 70人は字が読めません
50人は栄養失調に苦しみ、ひとりが瀕死の状態にあり、ひとりは今、生まれようとしています。
ひとり(そう、たったひとり)は大学の教育を受け
そして、たったひとりだけがコンピューターを所有しています・・・・・(中略)
もしあなたが今朝、目覚めた時、健康だなと感じることが出来たなら・・・
あなたは今週生き残ることのできないであろう100万人の人たちより恵まれています(中略)
もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上には屋根があり、寝る場所があるなら・・・
あなたはこの世界の75%の人々より裕福です・・・・・
長いので全文は無理ですが、私はこれを始めて読んだとき、なんともいえない感動を覚えました。もしかしたら、「下を見て、自分を満足させるのか」、というような感じ方をされるもいらっしゃるかもしれませんが、不思議と私はそうは思わず、ただただ自分の悩みなどがとてもちっぽけなものに思えてきて、目の前が明るく開けたような感じがしました。その本を送ってくれた友人、そして、おおげさかもしれませんが、私を支えてくれる全てのものがとても大事に思えました。興味をもたれた方は、ぜひ一度読んでみてください。
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