貝殻を充填したメッシュパイプを組み立てて作られた魚礁「JFシェルナース」は、リサイクルの推進に繋がると共に、微生物やさまざまな小型動物の生育の場を供給し、里海の創出と生物多様性の向上に貢献します。また貝殻の持つ生物増殖機能が漁場の水産環境整備に寄与します。JFシェルナースの開発・製造の他、魚礁漁場調査を行う海洋建設株式会社。
トップ
>
スタッフのつぶやき
> 2010年02月号
Weekly Column
【2010.02.26】
北海道旅行、もっといろいろ行ったのですが、私のコラムはこれで最終週。とても書ききれないので、最後は家族の強い要望で行った旭山動物園についてでも・・・。
5月8日は早朝に嵐山へ一人で遊び(バードウォッチング、キタリスに会えました)に行った後は、旭山動物園へ。
GWは大混雑とのことでちょっと不安だったのだが、平日でちょうど連休の中休みでもあったことで午前中はかなり空いていて快適だった。
嫁さんや娘も楽しんでいたのでよかったよかった。天気も良かったしね。
個人的には動物園や遊園地はあんまり好きではないのだけれど、たまにはこういうところでぼーっと動物を見ているのも良いかもしれない(ただし空いていれば)。
動物園の後は旭川で北海道最後の夕食を食べて、帰りのフェリーのでる苫小牧港へ向かいました。
なんとかサル
チンパンジー
キリン
サイ
ホッキョククマ
ペンギン
アザラシ
Weekly Column
【2010.02.19】
天売島でのバードウォッチング
天売島を車で一回りした後は、宿で晩御飯。今回の北海道の旅ではこの民宿での夕食が一番美味しかった。
食事の後は、宿に観光バスが迎えにきて、ウトウのナイトウォッチングに参加してきました。
詳しくは天売島で検索してみればいくらでも情報はでてきますが、前回の記事でちょこっとだけ紹介した赤岩展望台付近の営巣地に夜になるとウトウが帰ってくるので、そのシーンを観察しようというイベントです。正直、子供連れで本当に楽しめるのだろうか?とちょっと思っていたのですが、行ってみるとこれがものすごく良かった。例によって暴風のため、現地でバスの外に出ると土がパチパチと体に当たって痛いのですが、自分の中では海を漂っていたり、海面すれすれを飛んでいたりする姿を遠くから見るイメージしか無かったウトウが、懐中電灯やフラッシュの光をほとんど気にする事なく、自分の巣穴を探して目の前を歩き回っているのです。4歳の娘でも自分で懐中電灯を使ってちゃんとウトウが見つけられるくらいです。やはり自分でちゃんと探せるのが楽しかったらしく、夕方に来たときには土ぼこりが痛くてすぐに車に逃げ帰った娘も、終わるぎりぎりの時間まで頑張ってウトウを見つけていました。自分も他の所では絶対にしない野鳥のストロボ撮影をさせてもらい、標準レンズでトリミングがいらないくらいの距離でのウトウ観察ができ、短時間でしたがかなり楽しむ事ができました。普通なら野鳥にライトを当てたり、ましてやストロボをぱしぱし炊いて写真を撮るなんて御法度なのですが、ここでは寿命の長いウトウが慣れていて特に気にする様子がないこと、ツアー客だけが限られた場所で限られた時間のみ来る事、あとはウトウの数がめちゃくちゃ多い事(約60万羽)などから、こうしたことが許されているとのことです。
ウトウ
2羽を同じフレームにおさめる事もできました
翌5月5日は早朝4時に起きて、島内を一人でバードウォチング。
この時期の北海道は非常に朝が早い。
が、空には分厚い雲があり、高い所は濃霧・・・
そんな中、まずは島の中央にあるフットパス(植林地を管理するために作った道らしい)を歩いてみた。
前日とはうってかわって風は穏やかだった。そのせいか、昨日はほとんど聞かれなかった鳥の声が聞こえてくる。一番多いのはノゴマ、次いでアオジでした。ノゴマは岡山ではなかなか会う事の出来ない鳥なので嬉しかった。その他、林内ではアカハラやヒガラ、ルリビタキ、ベニマシコなんかに会えましたが、今ひとつ鳥は少ない感じでした。前の二日間風が吹き荒れていたので、鳥が渡ってきていなかったのかもしれません。
ノゴマ
ルリビタキ
アオジ
フットパスを抜けた後は、海沿いの道を歩き一旦宿に戻る。その途中でアリスイやアトリ、ベニマシコに会えた。それと宿の側の海ではウミアイサにも会う事ができました。
アトリ
宿からは昨日借りた軽四で、島を回ってみる事に。
昨日は暴風のためあまり堪能できなかった景色を見ようと思ったのだが、この日は濃霧。
これはこれで良い雰囲気だったのですが、やはりすっきりと晴れた早朝の景色が見たかったな。
巣材を運ぶオオセグロカモメ
そうしているうちに朝食の時間がやってきたので、天売島の鳥見はここまでに。
最後に家族でもう一回島を一周して、この日はちゃんと出ていた高速船に乗り、羽幌へと戻りました。
天売島での確認種(航路含む)
シロエリオオハム(多分)、ハシボソミズナギドリ、ウミウ、ヒメウ、アマサギ、シノリガモ、ウミアイサ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミスズメ、ケイマフリ、ウトウ、キジバト、アリスイ、エゾアカゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、ヒガラ、カシラダカ、アオジ、ノゴマ、カワラヒワ、アトリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
Weekly Column
【2010.02.12】
先週に引き続き北海道旅行についてです。
5月3日
この日は都合により一日小樽に滞在し、適当に観光していました。
しかし、小樽が観光地で今がGW真っ只中ということを甘く見ており、市街地は車がいっぱいで駐車場にいつ入れるかわからない状況。小樽水族館への道は大渋滞のため早々に挫折。なんとか入った店で食べた海鮮丼はいまいち。つまらない一日を過ごしてしまいました。
5月4日
今回の北海道旅行のメインイベント(自分の中では)の天売島へ渡航しました。びゅんびゅんに風が吹いていて、予定していた高速船が欠航してしまいましたが、なんとかフェリーは出れたので無事にわたることができました。揺れに揺れる中頑張って海鳥の観察をしていたらさすがに気持ち悪くなった。それでも、岡山では見ることのできないヒメウやケイマフリ、ミズナギドリ類などの海鳥が見れて満足。
天売島の到着後、とりあえず島内を一周する観光バスに乗ろうと思い申し込みに行ったのだが、残念ながら他に人が集まらずおじゃんに・・・どうやら、他の観光客の多くは船酔いでふらふらだったらしい。
仕方が無いので、1時間3300円するレンタカーを借りる事に。結果的にはこれが正解で、夕方だった事もありプラス1000円で朝まで借りる事ができたのだ。大人二人分の観光バス代とあまりかわらず、かつ自由に動けるのでよかった。
さっそくかなり古い軽四に乗り込んで、島内を巡る事に。
天売島には周遊できる道路が整備されており、この距離がおよそ10km。頑張れば歩いても回れるだろうが、今回は時間が足りない。このルートを車で回り、ところどころ降りて島の絶景を楽しみました。
以下、暴風の中頑張って撮った景色の写真を並べてきます。
海岸のウミネコたち
荒れる海
まるで荒野のような赤土の斜面(赤岩展望台付近)
ぽこぽこ空いているのはウトウの巣だそうです。
断崖絶壁
Weekly Column
【2010.02.05】
数年ぶりのコラムの番がやってきました。
毎回何を書こうかなとほんのちょっとだけ考えるのですが、今回は昨年のGWに行った北海道旅行について書かせていただきます。
5月1日の午後5時頃、仕事も一段落(というか今更やっても連休前に終わらない状態)ついたので、早めに仕事を切り上げさせてもらい、岡山を出発。山陽道から中国道、舞鶴自動車道を経て舞鶴港に。当初の予定では土曜日出発のつもりで高速1000円だ!なんて思っていたが、実は金曜日だったのでしっかりとお金を取られてしまったのが残念。でも、道路は全く渋滞していなかったので、とりあえず快適なドライブではありました。
車ごと乗るのは初めての長距離フェリー、勝手がわからないので早めに着いたつもりだったが、さすがにGW、すでにフェリー乗り場にはたくさんの乗用車が待っている状態でした。ちなみにフェリーの出航は5月2日0時30分、フェリー乗り場に到着したのは22時30分ころでした。
出航を待つフェリーはまなす
23時半頃から乗船開始。特にトラブルもなく大量の荷物とともに予約していた1等の和室(2〜3名用)に入り、とりあえずさっさと寝る事にしました。部屋の広さは畳3帖ほどで狭いものの、テレビもエアコン、布団、お茶も完備でちょっとした民宿の一部屋という感じでした。
5月2日
翌朝は本来ならば早起きして朝日を撮るべきだったのですが、前日から体調がすこぶる悪いためこの日はなるべ寝て体調回復に努める事に。そのため、昼間はほとんど布団でごろごろ。妻は持ち込んだプレステ2で遊び、娘はお絵描きやシールの本で遊んでいました。午後からはちょっと体調が回復してきたので、大浴場(結構広い)で風呂に入り、娘をキッズルームで遊ばせたりしながら過ごしました。
夕方頃には北海道が見えてきて陸も近くなったので、無理しない程度に航路の鳥見を開始しました。奥尻島が見えてきた辺りでは、ハシボソミズナギドリが群で海面すれすれを飛んでいる様子が見られ、久々のミズナギドリ類にちょっとだけ感激しました。ただ、船足が速く(時速50km)、鳥も近い所は飛んでくれなかったので写真は今ひとつでした。また、期待していた夕景はいつの間にやら雲が増えてきて、今ひとつなもので残念。まぁこの辺は帰りに期待する事にしよう。
ハシボソミズナギドリ
そうこうしているうちに小樽が近づいてきました。船の時間は20時間もあるので退屈するかなとも思ったのですが、過ぎてみるとあっという間でした。最後に積丹半島?の写真と小樽港の夜景を撮って、無事小樽に到着し、宿に入りました。
積丹半島?
小樽港の夜景