JFシェルナース

貝殻を充填したメッシュパイプを組み立てて作られた魚礁「JFシェルナース」は、リサイクルの推進に繋がると共に、微生物やさまざまな小型動物の生育の場を供給し、里海の創出と生物多様性の向上に貢献します。また貝殻の持つ生物増殖機能が漁場の水産環境整備に寄与します。JFシェルナースの開発・製造の他、魚礁漁場調査を行う海洋建設株式会社。

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トップ > スタッフのつぶやき > 2010年05月号

 Weekly Column  【2010.05.28】
   皆さん、こんにちは。

   気がつくと、このコラムで家族のことばかりを書いてしまい、結局、仕事のことはまったく書けませんでした。最後くらいは仕事のことをと思いましたが、どうせなら、しめくくりも家族のことを書かせていただきます。

   夫婦ともに精神的に辛かったときのことです。
   どこの家庭にもあるのかもしれませんが、乗り越えなければならない波がきていたのだと思います。
   私の実家に、家族で相談をしにいったのです。
   その帰り道、突然、車の中で娘が話し始めたのです。

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あのなあ、おかあさん。
天の神様がなあ、おっぱいの中に
100点の勇気を入れてくれること知っとる?
それをなあ、人間は一生懸命に使わないといけんのじゃ。
ちょっとだけ使うんじゃなくて、
もらった分だけ全部つかわんといけんのじゃ。

保育園でご飯を一生懸命に食べんかったことは、
100点の勇気を全部使わんかったからなんじゃ。
じゃから、おかあさんが すごく怒った。
おうちに 悪い子はいらんと言われて
めっちゃ、悲しかったんじゃ。
もう、三人で暮らせんのかと思うたら、
どんどん涙が出て 悪いことじゃったなあと思うたんじゃ。
それでな、人間はなあ、なんでもかんでも
一生懸命にせんといけんのじゃなと思うて、
こっちゃんには、もうわかったんじゃ。

じゃから、おかあさんが、痛いときとか辛い時とか困った時には
こっちゃんのおっぱいをおかあさんのおっぱいにくっつけて
100点の勇気を分けてあげることにしたんよ。
こっちゃんの100点の勇気が少のうなってもな、
天の神様が「こっちゃん、いいことしたね」
って、またすーっと、100点の勇気を入れてくれるんよ。

100点の勇気はな、手のひらの形で木でできとるよ。
大人には見えんけど、
こっちゃんだけに見えるようになっとるんじゃ。
天の神様がそう言うとった。

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   私たち夫婦は子供がどこかで聞いた話をしているだけだろうと思いました。
   しかし、保育園で聞いた話でもないし、絵本にあった話でもなかったのです。5歳の子供が創作をした話とはとても思えませんでした。
   結局、話の出所はわからないままなのですが、私たち夫婦は、娘の話を言葉通りに信じることにしたのです。私たちの姿を見て、娘がきっと、勇気をくれるために話してくれたのでしょう。
   この話を保育園ですると、園長先生もいたく感動してくれたそうです。

   私のコラムもこれが最後になりました。
   次に順番が回ってきたときには、もう少し成長した娘の話ができると思います。

 Weekly Column  【2010.05.21】
   皆さん、こんにちは。

   私はほとんどの休日を家族と過ごしますが、先週の日曜はある雑誌のイベントに家族で参加してきました。そのイベントというのは、ゴミを拾って、クイズに答えて、景品をもらうという、趣旨がどこにあるのかよくわからないものでした。でも、ボランティアでゴミを拾うなどという、公共精神に富んだ行為は初めてだったので、新鮮でいい経験になりました。子供の教育のためには、親もいいことをしなければという思いがあったのです。

   ゴミ拾いの会場は百間川の河川敷だったのですが、以外なほどに整備されていて、ゴミもあまり落ちていませんでした。なかなかマナーがいいなあ、と感心しているとすぐそばを管理事務所の車が走ってきました。なるほど、マナーがよくてゴミが少ないのではなく、ゴミの清掃が行き届いていただけなのですね。がっかりというか、なるほどというか。。。ゴミは持ち帰りましょう、ということは子供でも知っていることなのに。。。

   その後、バラ園に移動し、主催者からお弁当をいただき、木陰で食べました。気持ちのいい天気の下、子供たちの歓声を聞きながら食べるお弁当は、ホテルの最上階にあるレストランで食べる食事よりも、しみじみとおいしいものでした。

   子供も5歳くらいになると、随分と活動的になります。
   保育園では一輪車の練習が始まりました。
   プール開きはもうちょっと先かな。
   来年は小学校です。
   子供のために何をしようかと夫婦で思案する今日この頃です。
   主催者によると、同様のイベントを近々開く予定だということなので、また参加させてもらおうかと考えています。

 Weekly Column  【2010.05.14】
   皆さん、こんにちは。

   昔のことですが、映画を見ることを日常としていた時期がありました。今でもたまに映画は見ますが、時間をつぶすだけのために見ることが多いように思います。昔は純粋に楽しむため、自分の将来を占うため、人生の指針を得るためなど、その時々ではっきりとした目的がありました。今日は若いときに見て、とても印象に残った映画を1本、ご紹介いたします。

   タイトルは「スモーク」。米、日、独の合作映画で、主演はハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハート。第45回ベルリン国際映画祭特別銀熊賞を受賞しています。都会の片隅でそれぞれに問題をかかえながら生きる煙草屋、小説家、家出少年がひとつのドラマを作り上げます。
   当時、葉巻を格好よく吸い、酒場で酒を飲むハーヴェイ・カイテルに随分と憧れたものです。もっとも、私はタバコも吸いませんが。。。
   けして恵まれているとはいえない人々がさわやかに描かれていると思います。

   なんのために映画をみるのか?
   当時の私は心に満たされないものを持っていたのだと思います。それを埋めるために映画を見ていたのでしょう。
   今の私?
   今は5歳の子供が心を満たしてくれているので、映画を必要としなくなったのかな。

   このコラムを書くためにネットで「スモーク」を調べていると、たまたま続編的な映画があることを知りました。不覚にもまったく知りませんでした。
   次の休みにでも、見てみますか。

   後味のいい映画なので、よろしければ、皆さんもどうぞ。

 Weekly Column  【2010.05.07】
   海洋建設に入社しまして、早いもので、もう2ヶ月がたちます。
   入社の前、この海洋建設って、いったいどんな会社なのだろうと思い、ホームページのコラムを読んだのを思い出しますが、そのコラムをこんなに早く担当することになるとは、思ってもいませんでした。

   私と同じように、そんな思いで、このコラムを読まれている社外の方も、きっとおられるのではないでしょうか?そんなことを考えていると、思わず緊張してしまいますが、、、

   では、若干の自己紹介などさせていただきます。
   前職はコンピュータ関係のエンジニアをしておりました。今は海洋建設の企画管理部で仕事のお手伝いをしております。家族は妻と5歳の女の子が一人です。週末はほぼ子供の相手をしています。

   来週以降、仕事のこと、家族のこと、自分のことなど、書かせていただきます。
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