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■シェルナース6.0型魚礁事業化
シェルナース6.0型による漁場造成
「シェルナース6.0型」は、礁高6.5m、約300空m3の容積があり、外面、内部にも密度高く複雑にシェルナースパネルが取付けられ、浮魚にも十分に対応する高さを持つ全魚種対応型構造となっている。人工魚礁に魚群が蝟集する要因といわれている「餌場」、「隠れ場」、「休息場」、「産卵場」のいずれの機能にも対応するよう設計された「シェルナース6.0型」は資源の培養と同時に、資源を管理しながら漁獲する時代に対応した新しいタイプの人工魚礁である。
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基 種 |
シェルナース6.0型 |
設置場所 |
岡山県倉敷市釜島地先 |
設置水深 |
19m |
設置年月 |
平成8年3月 |
調査項目 |
視認調査、漁獲調査、魚探調査等 |
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視認調査では時間経過とともに魚礁に蝟集する魚群の生物量が増大し、特にメバル、カサゴ、ウマヅラハギ、クロダイ等の魚礁性の強い魚類が多く確認された。
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シェルナース6.0型試験礁に蝟集するメバル |
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漁獲調査では時間経過とともに漁獲量が増大した。また、クロダイ、カサゴ、メバル等に混じり、当海域ではあまり見られないマダイも漁獲された。
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時間経過とともに魚礁周辺に蝟集する魚群が増大した。 |
右は平成13年3月31日に実施した魚探調査の魚群反応。→ |
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効果調査実施:海洋建設株式会社 水産環境研究所 研究・調査グループ
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