設置魚礁 シェルナース2.2型 (平成16年10月26日沈設)
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調査回数(1回実施) 平成17年5月31日 沈設7カ月経過
調査内容 ・魚類蝟集状況調査 ・海藻類着生状況調査 ・ウニ類蝟集個体数調査 ・環境調査
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今回の調査日記は岡山から北東へ850kmも離れた宮城県南三陸町のシェルナースをご紹介します。東北エリアは初めての調査です。「どんな生物がいるのだろう? でも沈設7カ月でそんなに期待しても・・・・・」、そんな不安も過ぎりましたが、シェルナースでは緑々したアレを見ることが出来ました・・・・・・・。
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 コンブが着生するシェルナース |
「5月なのに水温が12℃ってどういうこと!」と東北地方の厳しさを感じ、気を取り直し、調査開始! 微かに見えるシェルナース!
おぉ良かった! そして目を凝らしてみるとカキ殻パイプの表面にゆらゆらしているものを発見! なんだこの海藻は? こっこれはコンブだ! やっぱり東北! コンブが生えているのだ! でも、近くの天然礁には何もコンブは生えていなかったような気が・・・?
 海藻が全く見られない天然礁 |
天然礁に行ってみるとやっぱりコンブどころか海藻も見つけられない? なんでだろう? その代わりにウニがたくさんいるぞ! そこで調査開始! 天然礁の1m2当たりのウニの個体数は魚礁のなんと10倍以上! この結果は同様の三重県の調査結果と一致していました。ウニは海藻を食べると言うことで磯焼けの原因の1つとして上げられています。シェルナースにコンブが生えていたのは、ウニがコンブの生えているシェルナースに登り難く、コンブが食べられなかったためと考えられます。
シェルナースとコンブは良いコンブネーション(コンビネーション)をしていますね。
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約1時間程度で調査終了! 「この結果を早く伝えたい!」 と言うことで、急遽、現地説明会を開かせて頂きました。説明会には漁協の専務さんも来られ、未編集のビデオから映し出される多くのコンブ類の様子を見て頂き、「シェルナースは今までの魚礁とタイプが違うと思っていたが、こんな短期間で効果が出るとは(驚)」と早期にこのような結果が得られたことを、大変喜んで頂きました。
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調査にご協力していただきました志津川町漁協の皆様 どうもありがとうございました。
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